【ベトナム】見所がコンパクトにまとまったミーソン遺跡は子連れ遺跡デビューにぴったり
ダナン・ホイアンから行ける「ミーソン遺跡」は1999年に世界文化遺産に登録された、ジャングルの中にある聖域と称される場所。
ダナン市内からは車で約1時間半、ホイアンからは車で約1時間と比較的気軽に行けて、かつてのチャンパ王国の繁栄の歴史を感じられる世界遺産です。
ダナン・ホイアン旅行で見所を調べていたところ、ミーソン遺跡はアクセスも良くシャトルで遺跡近くまで行けること、遺跡群の見所がコンパクトにまとまっていることなど、難易度が低そうなので今回のダナン・ホイアン旅行で行ってみることに!
はたして2歳児連れでの遺跡巡りは楽しめるのか??
今日は子連れでの遺跡巡り攻略法をお送りしたいと思います。
ミーソン遺跡ってどんな遺跡?
この場所は6世紀から13世紀にかけて繁栄したチャンパ王国があった場所。
チャンパ王国は海洋国家として長きに渡り近隣諸国との交易で栄えていましたが、16世紀にはベトナム人の先祖であるキン族によって滅ぼされてしまいます。
その後20世紀の初めにフランス人によって発見されますが、ベトナム戦争時には住居と間違われてたくさんの建造物が破壊されてしまいます。
人々の生活だけでなく、重要な人類の遺産までも破壊してしまう戦争は絶対に繰り返してはいけない歴史です。
ミーソン遺跡への行き方
子連れでなくても子連れでも、ミーソン遺跡へは日本語ガイドが付くツアーに参加していくのが安心・安全です。というか、ツアー以外で行くのは無謀すぎます。
日本で申し込みをして現地で参加できる、現地発のツアーがあるのであらかじめ行程に組まれていなくても半日や1日など、予定に合わせてツアーに参加することができます。
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ミーソン遺跡の回り方
ツアーバスを降りた駐車場からは電気カートで遺跡近くまで行くことができます。とはいえ、歩く個所もあるのでベビーカーは持って行った方がベターです。
私は娘をベビーカーに乗せていきましたが、エルゴでお子ちゃまを抱っこしているママを2人ほど見かけました・・・熱中症になっていないことを祈ります。。。
遺跡はA~Gまでにグループ分けされていて、とても見やすいです。一番保存状態が良いのがB~Dなのでここをメインに見学すると良いです。
ツアーで行くとガイドさんがこれは住居、これは主祀堂、とそれぞれ説明してくれます。が、娘がジッと聞いていられるわけがないのでパパと交代で「娘担当」「見学担当」を繰り返しました。
それでも、久しぶりに見た東南アジアならではの赤土色のレンガで出来た遺跡はとっても迫力があって神秘的な佇まいでした。
暑かったけれど、本当に行って良かったです。
子連れ遺跡巡りの注意点
子連れ旅行、特に乳幼児連れでの遺跡巡りは基本的に私はおススメしません。
それは、
- 日陰になる場所が少なく直射日光が当たるので熱中症が心配
- 子どもが歴史や遺跡の価値を理解するには早すぎる
- 石造りの遺跡は足元が悪く子どもにとって歩きにくい
- 転んでしまった場合の消毒や処置が大変
- 子どもが飽きてしまう
- 虫や日焼け対策が必要
など、大人にも過酷な環境になる可能性が高い所にわざわざ子どもを連れて行くなんて、やっぱりちょっと躊躇するところです。
でもしっかり対策をすれば大丈夫。ミーソン遺跡見学は、リゾート多めになりがちな子連れ旅行にとっても新鮮でレアな経験になると思います。
では、私がとった対策をご紹介!
遺跡見学に持って行くと良いもの
飲み物
水だけでなく、子ども用麦茶やアクアライトを複数持って行きましょう。熱中症対策はこまめな水分補給が大切です。
駐車場や遺跡の入り口に売店もあるので万が一足りなくなっても大丈夫。
帽子・傘・サングラス
直射日光から守るために帽子は必須です。
傘は雨季の時期なら雨対策に、乾季なら日差しから守るために是非あった方が良いです。私はホテルに備え付けの大きい傘を持参しました。日陰スペースが広くとれるので娘の居る場所を中心にずっとさしていました。
虫よけグッズ
ジャングルの中の遺跡なので虫はいるはず・・・私が行った時は蚊や蜂は見かけませんでしたが、時期によるかもしれません。
大人は長袖長ズボンに虫よけスプレー、娘には虫よけ効果と紫外線を遮る効果のあるアウトドアケープを着せていました。
2歳児流ミーソン遺跡の楽しみ方
娘の遺跡見学スタイルはこちらです。
なんとなく楽しんでいる雰囲気が伝わるでしょうか??
もちろん遺跡なんて興味を示さず、歩いたり座ってみたりお菓子を食べたりと自由気ままに過ごしていましたが、歩いたことのない道の感触を確かめて、赤土レンガの建物を触って、彼女なりに何かを感じてくれていたらいいなぁ、と思っています。
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